• テキストサイズ

Stay Gold〜翔と智のラブラブ新婚日記

第9章 ハッピーウエディング、の巻





「………」



ちょっと待て

牧師さんだからオカシナ下心はあるまいって思ったけど、たしかこの方も、ソッチの気の方だったハズ…



「ぅおほん!ぼ、牧師様、その、手を…」

「はい?」



ニコニコ笑いながら、智くんのマキシマム綺麗な手を握りしめる牧師様

どうも、離す気がないらしい


俺はもう一回派手に咳払いをして言った



「ぅおっほんっ!

大変失礼とは思いますが…その、…その手は、僕のですから」

「え?…ああ、コレは失礼!大野さんが余りにお美しかったもので」

「…////」



牧師様は名残惜しそうに漸く智くんの手を離した



「…あの、僕らちょっと早く来すぎちゃったんですけど…控室にはまだ入れませんよね?」



智くんがちょっと首を傾げながら牧師様に訊いた



(あぁっ!智くん!!

そんな可愛く訊かないで!!案外そいつは危険ですっ!!!)



「どうぞどうぞ、今日は貴方がたしか式を挙げる予定はありませんから」



言いながらまた智くんの手を握る牧師(←“様”は?(笑))



「ささ、どうぞ」

「え?あ、はぃ…///」



仕舞いには智くんの腰に手を回して、抱きかかえる様にして歩き出した



/ 1714ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp