第9章 ハッピーウエディング、の巻

(Σあぁあ！！

智くんがっ！愛しのマイスイートハニーがっ！！///)



「智くんゴメンねっ！！(泣)」

「……」



俺は智くんに駆け寄って抱きしめた



「…翔くんの、バカ……翔くんなんか……き、きら、ぃ///」

「智くん…」



小刻みに震える智くんの体を優しく抱きしめながら言う



「あのね、俺の話し聞いてくれる？」

「……」



黙り込む智くんの顔をそっと両手で包んで上げさせる



「智くん…その前に、言いたいコトがあるんだけど、言っても良い？」

「……」



智くんは視線を下げたまま黙っている

俺は構わず続けて言った



「智くん、愛してる。

もう一度、俺と結婚してくれないか？」

「………え？」



俺は

驚いて涙目を俺に向ける智くんに、そっと接吻け


そして、その瞳を真っ直ぐに見詰めながら言った



「……結婚式、挙げよう。智」

「…翔くん…」



ぽろぽろ涙を溢れだす智くんの目に

その涙で濡れた頬に

そっと接吻を繰り返す



「…しょっぱい」

「…ふふ///」

「やっと笑ってくれた」

「…////」



俺は胸一杯に智くんを抱きしめた