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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第39章 Trick but Treat※《宇髄天元》



おそるおそる宇髄さんの宇髄さんに触れる。
ぴくりと反応を示すそれは生き物のようだ。
それをまじまじと見るのはあまり経験がなく、波奈は頬がぼっと熱くなる。

ぱくり、と意を決して口に含んだ。大きいソレはお口を大きく開けないと入り切らない。
喉奥まで入れ込んでも、根本までは届かずに、口からはみ出たそれを軽く握った。

は…っ、と喉奥が苦しくて声を出すと、優しく髪を上からとかれた。

「無理、すんなよ」

こくこく、と頷く。優しい宇髄さんを、気持ち良くさせれるだろうか、いや、させたい。
いつもは、宇髄さんのも気持ち良くさせたいと思って、恥ずかしいながらも性器に手を伸ばそうとするけど、
んなことしなくていい。のだそうだ。
なので口淫は数えるほどしか経験がない。

…もしかして今日はメイド服だからですか。
メイドさんのご奉仕♡とかそんなんだからですか!

そう思ってしまうとメイド服が急に恥ずかしくなって、ますます頬を赤らめてしまう。

「…は、耳真っ赤」

そう言って耳たぶをさわさわと撫でつけてくる。
それだけでもピクリと反応してしまって、自分がよほど敏感になっているのがわかる。

口の中で、舌を使って下から上に向かって舐め上げてみると、ぴく、と小さく反応する。
気持ちいいのかなとそのまま続けて、ちらりと上目で宇髄さんを見ると、ぱちんと目があった。

じ、と見つめる赤い目の奥が、心なしかとろんとしているのは気のせいだろうか。色が白い彼の頬も、どことなく赤い。ような気がしないでもない。


咥え込んだお口からだらんと唾液が出て、そのままじゅぽんと頭を上下にゆっくりと振る。ちゅ、という水音が、いやらしくて鼓膜をくすぐった。

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