第33章 媚薬50本飲まないと出れない部屋※《宇髄天元》

「…よかった、です…」

「………」

ホッとしたような顔をして、じっと見つめたまままた手を動かす。
一生懸命でいたいけで、可愛いその姿は心の端がキュンと騒ぐ。

「ーーーっ？！きゃ…っ…！」

パシッと波奈の両手首を取り、そのままトスンと布団に押し倒した。布団に両手首を押さえつけて、波奈の顔を見下ろす。

「ーーう、ず…さん？」

不安気に宇髄を見つめる波奈は、かわいくて、えらく無防備だった。

「ーーーちょい身体貸して」

「…っへ？！？ーーわ、あっ…！」

波奈の内膝に手を入れて、外側に開いた。
ワンピースの裾がはだけて、先ほど達したばかりのソコの下帯は濡れている。
そこに、自分の勃ちあがりきって痛いほどの自分のモノを擦り付けた。

「やっ…あ、っうずいさん、…っ」

カアと赤くなって涙目の波奈を見て、それはもう自分にとっては昂奮材料にしかならなかった。
そのまま波奈の太ももで、自分のモノを挟むようにして、擦り付ける。先ほど吐き出した精液と、先走りの透明な液で、ぬちゅぬちゅと音を立てていた。

ーーー本当にひどいことをしている。
上官のこの俺に、所謂素股をさせられるなんて。

「…っ…んっ…っ」

ヒクンと波奈の下半身が揺れる。
宇髄は波奈の敏感な陰核を狙い、擦り付けた。

「やっ、…っあの、…っ」

反応したのをいいことに、宇髄はコスコスと擦り付ける。

「ん…っ、あ、…っ」

震え出した足を押さえ込み、逃げないようにしてやる。
擦り付けるたびに、ズチュ…と水音がでてきて、それは波奈の下帯の中から漏れ出した音だった。

「ん。イイとこあたって気持ちい？」

「ちが、っ…っ！ひ、…っ！」


ーーーまるで本当に波奈に挿入しているみたいだ。

宇髄は波奈をじっと見下ろしながら、腰の動きはどうにも止まらなかった。