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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第33章 媚薬50本飲まないと出れない部屋※《宇髄天元》



「…くっそ、きっちーなまじでよ…っ!」

雄の本能がずくずくと身体の中から叫び上げる。内側からの熱がじわりと宇髄を襲い正直ギリギリであった。

横抱きにして身を預ける波奈はもうふにゃふにゃと蕩けていきそうだった。体温が熱く、肌もしっとりと汗をかいていて、はぁはぁと苦しそうに呼吸を繰り返している。

宇髄はギリ…っと奥歯を噛んで、藤の家紋の屋敷へと急いだ。




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