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満月の夜に【鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 宇髄天元 R18】

第7章 しんぱいごと※《煉獄杏寿郎》



「「きのうは…

「すまなかった」
「すいませんでした!」」

頭を下げるとゴンっとお互いの頭がぶつかる。

「いた!!」


波奈はぶつけた頭を押さえた。
お互い謝罪が重なったことを疑問に思う。

「ーー昨日は君に無理をさせてしまった…
すまない」

杏寿郎は波奈の首筋のキスマークを触る。
波奈は顔を赤らめながら

「だ、大丈夫です…
わたしのほうこそ、黙って男の人と飲んですいませんでした」

「…。 

…君は、俺のことをとても余裕ある大人だと思っているみたいだが…

俺はそんなに大人ではない。

…君が他の男に笑顔を見せていると思うだけで、考えなしに君をて酷く抱いてしまう。

情けなくて、器の小さい男だ。

幻滅してしまっただろうか…?」

波奈は杏寿郎を見つめて、ふるふると顔を横に振った。

「…そんな杏寿郎さんが見れて、
わたしはとっても嬉しいです!」

「…うん?」

「嫉妬や束縛、どんとこいです!
て酷く抱いてくださっても結構です…っ
…き、きらいじゃないので…」

波奈は、赤らめながら杏寿郎を抱きしめた。

「ハハハ!それは頼もしいな」

それに応えるように杏寿郎も波奈を抱きしめる。

「ーーーではもう一回するか?」

「えっ…とそれは…」

ツツ、と背中を撫でつける杏寿郎を押しのける。

「今日は休みだろ?」

「休みですけどっ…!あっ!そう!
服買いに行かないと」

「服?」

「首まで隠れるやつです」

「あぁ…。ーーーそんなのは後で一緒に行こう!」

「ぅわあっ…!」

杏寿郎は波奈を押し倒して、深くキスを落とした。



終わり
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