第6章 2回目の情事※《煉獄杏寿郎》

「波奈、指を動かすが、
痛かったら言って欲しい」

「…はいっ…」

「イイところがあったら教えて」

「え…っいいところ、が、わかんなっ…」

杏寿郎は波奈の言葉を最後まで聞かず、
中指をくちゅくちゅとわざと音が出るように動かし、出したり入れたりを繰り返した。

「…っ…」

ピクピクと波奈は身体を震わす。
杏寿郎は続けて中指を奥の方へ入れ、波奈の中をじっくりと刺激した。

「…ふあ…っ

…っんっ…っ」


その刺激にビクンと腰を少し浮かせたのを、杏寿郎は見逃さず、
そこを一点に集中さす。

「ああっ…！きょ、じゅろうさんっ…」

「ここ？」

「うっ…っあ、」

「こうか？」

「ああっ…！」

波奈の反応を伺いつつ、波奈のイイところを集中的に刺激してやると、波奈はなんとも気持ち良さそうによがっている。蜜が中からどんどん溢れてくるようだ。

「きょうじゅろうさんっ…」

「イイか？」

こくこく、と波奈は真っ赤になりながら頷いた。