• テキストサイズ

貴方のそばに。

第5章 代表選手



「お掛けなさい。」

私とシリウスは言われた通りソファーに座る。

「あの…マクゴナガル先生、お話しってパーティーのことですか?」

「えぇ。そうです。その通りです、Ms.クロフォード。」

「先生、俺最近何も罰則はくらってません。
参加するななんて言いませんよね?」

確かに最近はシリウスは罰則を受けてない。

私に構ってくれてるんだ♪

「えぇ、その逆です、Mr.ブラック。」

「「逆?」」

「あなた達二人はパーティーに出て、ダンス大会で踊るのです。」

「先生、失礼ですがそれはお断りさせていただきます。」

「俺も、サーシャが出ないなら出ません。
サーシャ以外の女とは踊る気ないんで。」

「Ms.クロフォード、踊ってくれたら特別に
アニメーガスの個人授業をしてあげましょう。
そしてMr.ブラック、出ないのであれば、あなたが途中で逃げた多くの罰則の続きをさせます。」

アニメーガスは私がずっとやりたかったこと。

受けたいけど…

「クロフォード、もしも仮にブラックが了解しても
あなたが踊らないのであれば彼は罰則の続きです。」

「そんな!どうしてですか?」

「あなたでないと彼は本気で踊らないからです。」

「…………」

躍りたくないけど…
踊らなきゃシリウスは罰則。
シリウスはたくさんの罰則を途中で逃げている。
大変なはず。


「わかりました。躍ります。」


「いいのか?」

「うん。シリウスが大変でしょ?
でも、シリウス以外とは踊らない。」

「わかった、先生、俺も躍ります。」


こうして私達はダンス大会に出ることになった。
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp