第3章 変わる日々。
「お帰り~、おやおや、朝帰りですかい?」
談話室に入るとジェームズがニヤニヤと言う。
「うるさいわよ、ジェームズ!
サーシャ、何もされなかった?大丈夫?」
「大丈夫だよ?」
「ほんとに?じゃぁ、これはなに?」
「え?」
リリーは私の首を指差し、鏡を渡した。
みると首に赤い印。
いつの間に…
シリウスをみると悪戯っぽく微笑み、
害虫よけと言った。
「もう、シリウスのばか!」
「え、なに? もう1回シてほしいの?」
「 もぉ~、うるさいっ」
「ははっ、冗談だ。でも怒った所もかわいいぞ。」
シリウスは私に軽くキスをする。
「そんなことないよ、シリウスの寝顔のほうが可愛い❤」
「みたことないだろ?」
「昨日夜に一瞬目が覚めたの。その時のシリウスの寝顔可愛かった♪」
「う、うるせーよ。」
「照れた所もねっ♪」
そう言って私もシリウスに軽くキスをする。
「ひゃっ」
キスするときに背伸びしてたらバランスを崩し
シリウスのほうに倒れこむ。
「もぉ、シリウス背高すぎるよぉー」
「サーシャが低いだけ」
そう言ってまたキスする
「あの~、お二人さん?僕らのこと忘れてない?」
二人の世界に浸っているとジェームズがこえを掛ける
「「ごめん…」」