第4章 ヤキモチ ~紫原~
紫原side
今日のオレは何か変
ちんにくっついてる峰ちんを見てると
大好きなまいう棒もチロロチョコも全部おいしくない
「敦、今日はご機嫌ななめだね」
「別にー」
オレを心配してくれる赤ちん
でも今はちんの方が大事
あ、ちんまたくっつかれてる
オレだってちんにぎゅってしたいのに
「ちーん」
こっちを向いたちんに向かっておいでおいでをする
あー、てこてこ歩いてかわいいなー
「敦、なに?」
そのままぎゅぅっと抱きしめる
ちっちゃなちんはオレの腕の中にすっぽり納まってにっこり笑った
「あー、やっと落ち着いたし」
ちんはオレのあたまをよしよししてくれる
それだけで峰ちんへのムカムカが消えてく
「!!」
「ごめん敦、大輝が呼んでるからいくね」
また峰ちん.....
ちょっとくっつき過ぎだし
「、お前抱きごこちよすぎだろ」
「大輝、くっ付いてたらドリンク作りにくいんだけど(呆)」