• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る *イベントストーリー

第3章 *アリアーブ・ナーリヤ*






挨拶もそこそこに、突然ジャミルにとって1つ目の爆弾が投下された


ジャミル『バッ...!!』


マレウス『飾り?ああ、このツノは本物だ』


ジャミル『ナジュマ!マレウス先輩になんて失礼なことを言うんだ!!』


ナジュマ『ご、ごめんなさい。悪気はなかったんです』


マレウス『そこまで謝られるほど、気にしてはいないんだが..』


ナジュマ『いえ、ごめんなさい』


マレウスへと頭を下げたナジュマの視線に、ふとの姿が入り込み、ナジュマは顔を上げてそちらを振り向いた


ナジュマ『あれ?女の子?』


『!!』


ナジュマ『わ、可愛い~!!初めまして、貴女は?』


ジャミル『ま、待て!ナジュマ!』


『ゃ...っ..』


目をキラキラさせながら近づこうとしたその時、は体をビクッと震わせ、ユウの背中へと急いで隠れてしまった


ナジュマ『あ..』


ユウ『ごめんね。この子人見知り激しくて。でも全然良い子だから、悪く思わないで』


ナジュマ『そう、なんですね。こちらこそごめんなさい。ビックリさせちゃって』


『ぅぅ...』


申し訳なさそうに謝りながら、ユウの背後へとちらっと顔を覗かせるも、更に縮こまられてしまった


ジャミル『(がああなるから連れて行きたくなかったんだが...)ナジュマ、とりあえずこっちまで下がれ』


ナジュマ『うん』


ジャミルに言われ後方へと下がると、それに合わせて少しだけの姿がユウの背中から見えた


ケイト『ありゃりゃ..まあ、とりあえずナジュマちゃんのために、けーくんがみんなのことを紹介するよ♪』











そこから、ケイトによる全員の説明が始まった。勿論、の詳細については彼も気を利かせて、兎の獣人ではなく自分達と同じ人間という体で紹介した


ケイト『..以上。ジャミルくんフレンズの紹介タイムでした!』


ナジュマ『ありがとうございます!みなさんのこと、よく分かりました!』


ジャミル『ケイト先輩って、他人を紹介するのが上手ですよね』


トレイ『そうだな。よく観察しているよ』


ナジュマ『ジャミルって、こんなに沢山友達がいたんだね。家に帰ってきても、友達の話は全然してくれないから心配してたんだよ』



/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp