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progress ~東リべ卍~R18~

第12章 reconcile


*


「突然どうしたんだ?マイキー」


三ツ谷は連絡なしに突然家に来た万次郎に首を傾げる。
しかもずぶ濡れで、懐に何かを抱えている。



「ま、とりあえず入れよ」


「んーん。いいんだここで。」


「?」


万次郎はなぜか笑みを浮かべている。


「三ツ谷に聞きてぇことあるんだけど。」


「ん?なんだ?」


万次郎はハーっと息を吐いてから真顔になった。


「… ランのこと、なんとも思ってねぇんだよな?」


三ツ谷は目を見開いて固まる。



「だったら手ぇ出すのやめろや」



万次郎の低い声色とその威圧感は
誰もを怯ませる迫力がある。



「……どういう意味だ?」


「そのままの意味だ。
前から言ってるけど、ランは俺の女だしな」


その言葉に、三ツ谷の表情が徐々に険しくなる。


「なら俺も言わせてもらう。
前から思ってたんだが、そのセリフの意味はなんだ?
付き合ってねぇのに、どういうつもりで言ってる?」


「そう約束したんだよ」


「は…意味がわからねぇな」


「意味わかんねぇのはどっちだよ。」


無言の睨み合いのさなか、
奥から三ツ谷の妹ルナが出てきた。


「お兄ちゃんをいじめるな!!」


「あ?」
「ルナっ!あっち行ってろ」


しかしルナは万次郎の前に行くと、目を逸らさず万次郎を睨みあげている。
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