第2章 最強の魔導士
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ルー「さっきマスターが言ってたでしょ?2階には上がっちゃいけないってどういう意味ですか?」
ミラ「まだルーシィには早い話だけどね。2階の依頼板には1階とは比べ物にならないくらい難しい仕事が貼ってあるの、S級の冒険よ」
ルー「S級!? 」
ミラ「一瞬の判断ミスが死を招くような危険な仕事よ、その分報酬もいいけどね」
「S級の仕事はマスターに認められた魔導士しか受けられないの。資格があるのは、エルザ、ラクサス、ミストガンも含めてまだ6人しか居ないのよ」
「S級なんて目指すもんじゃないわよ?ほんと、いくつ命があっても足りない仕事なんだから。」
ルー「みたいですねアハハ」
ルー(ミストガンもラクサスも聞いたことある名前だったなぁ…大体ギルド内の力関係もわかってきたしぃニシシ)
(あ、そういやアカリさんってどんな人なんだろ…聞いたことないような…)
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妖精の尻尾最強候補の話に名が出でくるほどの実力者アカリ。姿を見せないミストガンでさえ有名なのになぜ巷で彼女の名を聞かないのか。
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勝手にS級の冒険へ行ってしまうナツ一行。
悪魔の島と呼ばれるガルナ島には何やら不穏な気配が…
それとは別に大きな影が妖精の尻尾に迫っていた…