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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第4章 治とバレーを見に行く話


「すまん!電車乗り遅れてしもた!

待たせてしまってごめんな」



「ううん。大丈夫だよ。

仕込みもしてきたんだよね?お疲れ様です」



「おん。今日ちゃんとゆっくりデートできるようにな!

じゃ行こか!」





治くんと付き合い始めて2度目のデート





「………あーーーー。ギリギリになってもーたな。

はよ行かんと始まるな」





そう言いながら、スマホを見ながら歩き出す治くんについていく。





「ちゃん、バレーの試合見たことあるんやっけ?」



「あ、うん」



「好きなチームとか選手とかいるん?」





基本的には倫太郎の試合しか見に行かない。



から、倫太郎のチーム


そして、好きな選手は角名倫太郎



だと答えるのが正解なんだろうけど。





「んーーーー?特に?」





いつも通りの定型文





「でもちゃんが見たいって言ってくれて嬉しいわ!

興味ないことに誘っても申し訳ないしな!

あ、こっちやって!」





右に曲がる。




こっちからも行けるよ

と思ったけど。




会場まで地図アプリを確認しながら歩いて行く治くんに

黙ってついていく。




今回の会場には倫太郎の試合を見に

去年も何回か来たことがあった。


だけど、いつもとは違う道で会場へ到着。





会場には今日の試合の看板がたっている



んだけど。





………まじか





今日は治くんの、

双子の相方の侑くんの試合を見に来たんだけど。




相手のチームには

よく知っているチーム名が書いてあって。




そしてそこには

倫太郎の顔がある。





「今日の相手、

高校の時一緒にバレーしてたやつもおんねん!」



「え?」





………え?





「相手チームのな、左から二人目のやつ!」
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