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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第5章 注意




「……まず、絶対に怪我するな。」
「‼︎ …それは分かってます。……怪我した後、どうなるかも…」
「…なら、いい。…それと、陸…っつーか、船の外出る時は何かかぶっとけ。」
「?…なんで?」
「あ?」

ローは、分からねェのか⁉︎…とでも言いたげな表情を示した。

「……お前、一応海軍に捕らわれて(?)いるんだろ?…バレると色々マズイからだ。」
「…あ、そうか、ローさんが連れ去ったことになっているから…‼︎」
「…俺がやったかは、海軍は知ってるかも、知らねェかもしれねェけどな。」
「…はい」

真鈴はローの目を見て答えた。

「‼︎ …っ」

自然に真鈴と目が合った。
…綺麗な眼差しだ。
不覚にも、少しときめいてしまった。

「…あ、あと、さっきから‘‘さん”付けしているが、呼び捨てで構わねェぞ。…他の奴らもだ」
「え…」

…急に、真鈴に名前で呼んで欲しくなった。

「面倒くさいだろ。…あと、敬語もいらねェ。」
「え、で、でも…船員さん、ローさん、私より年う」
「いいから。…俺の命令は絶対だ。」
「う……は、はい…じゃない、うん…分かった。」
「それでいい。」

ローに気圧されて、真鈴は観念したようだ。
…と、突然。

「…ひくしゅん‼︎」

…真鈴がくしゃみをした。


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