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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第25章 またまた島上陸



船員(2)「…でもおっかねぇからシャチ、お前もついて来い」
シャチ「なんで俺なんだよ‼︎ 無慈悲すぎねぇかてめぇ‼︎‼︎」
船員(2)「いいから来い‼︎ あの雰囲気をぶち壊せるのはお前しかいない‼︎」
シャチ「クソがぁぁぁぁ‼︎‼︎」

船員(2)に引きずられながらシャチもローの部屋へ向かう。
船員(2)がそーっと部屋に近づき、荷物を置こうとしたその時。

船員(2)「おごっ⁉︎」
「うおっ⁉︎」

運悪くローが扉を開け、その扉に頭を強打した船員(2)。
額に思いっきりぶつかった。

「そこにいたのか、すまねぇ!」
船員(2)「だ、大丈夫っす、」
『ちょっ、ロー⁉︎ 何したの‼︎」

物音に驚いた真鈴が部屋から飛び出してきた。
目の前には額を抑え、うずくまる船員(2)の姿が目にはいった。
そばに駆け寄り、顔を覗き込む。

「だ、大丈夫⁉︎」
船員(2)「大丈夫っす! 顔面強打しただけなんで‼︎」
「強打は大丈夫に入らないよ‼︎ 青タンになってない⁉︎」

真鈴は船員(2)の前髪に手をのばす。

「ちょっと待ってろ」

ローは再び部屋に戻っていった。

「ほらやっぱり! 赤くなってるじゃない…‼︎」
船員(2)「これぐらい大丈夫っすって!平気っす‼︎」

(あわわわ、真鈴の手が俺の額にっ! 顔近っ‼︎ これ以上は船長にバラされかねねぇ‼︎‼︎)

船員(2)は額の傷どころではなくパニックに陥っている。
真鈴は船員(2)の額に手をかざそうとした…が。

((「船員にあまり能力を見せるな」))

「あ…」

ローの言葉を思い出し、寸のところで止めた。

船員(2)「? どうしたんだ、真鈴ちゃん?」
「あ、いや、なんでもない、前髪あげたら印象変わるなあと思っただけ!」
船員(2)「えっ、そ、そう⁇」

心なしか嬉しそうにする船員(2)。

「…おい、あとで痛むといけねぇからとりあえずこれで冷やしとけ。」

ローが氷嚢を投げる。

船員(2)「おわ、っと! ありがとうございます船長!!」

うまいこと氷嚢をキャッチしそのまま額にあてた。

「しばらく冷やしなーね!」
船員(2)「おう!」
「…そういえば、頼んだやつ買ってきたか?」
船員(2)「そりゃあ勿論! そこに置いてます! …ちゃーんとアレも買ってますよ」
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