第22章 ☃attention☃ 我慢できねェ…

「…今日はやめ」
「ろっ‼︎…私は大丈夫だからっ‼︎」

自分でも驚くぐらいの声を発した。
ローも目を軽く見開き、少なからず驚いてているようだ。

「…これ以上すんのは、お前がしんどそうだ。…また今度にしねェか……?」

(やだ…せっかくここまで来たのに……ココで終わりたくない…‼︎)

「っ…慣れたら、痛く、なくなるので、しょ? ……やめないで…」

ローの背中に腕をまわし、力いっぱい抱きついた。

「…っ、分かった。もう少し我慢しとけ……そのうち気持ちよくなる…」

ローはニヤリと笑うと、真鈴に深く口付けた。

「ふっ、ん…‼︎」

それと同時に、彼女の奥へ自身を進めていく。
再び真鈴の身体に痛みがはしるが、深く舌を絡め、痛みから気をそらそうとしていたため、痛みが先程よりマシな気がした。

「…ッ、全部…お前んナカに入ったぞ…」
「っ…‼︎」
「動くぞ…ッ」
「うんっ……いっ‼︎」

ローはゆっくりと腰を動かし始める。
真鈴はローのモノをグイグイ締めつけてくるので、気を緩めればイってしまいそうだ。

…先程とは違い、すぐにその時はやってきた。

「んぁ、あ…っ」

真鈴の頭の中は快感でいっぱいだ。
痛みなど、もうこれっぽっちもない。
喘ぐ真鈴を見て興奮したのか、ローは腰の動きを早めていく。

「ああっ、やぁ……そんっなに、早くしな、いで…っ‼︎」

(またイっちゃう…‼︎)

「俺が…っ、そろそろ限界、だ…っ」
「んああああっ‼︎」

ビリリと身体に甘い痺れが響きわたる。

「締め…‼︎ くぁ…っ」

ローは勢いよく真鈴のナカから自身を抜き出し、彼女のお腹に白濁液を噴射した。

「はぁ、はぁ…っ」

クタ、と力なく横たわる真鈴。
でも、表情はどこか嬉しそうにみえた。
ローは妖笑を浮かべ、そんな彼女の頰に指を滑らせる。

「可愛いかったぜ、お前の乱れる姿…」
「っ‼︎」

ローの手を払い、枕に顔を埋めた。

「…おい、処理するからこっち来い」
「あ……」

身体を横に傾けると、お腹の上にあった白濁液が流れ落ちた。

(私……ローと、したんだ…)

…そう思った途端、恥ずかしくなり、身体の温度が一気に上がった。
ローは自分の出したモノの後処理をし終え、真鈴の横に寝転がった。