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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第21章 一緒に……お風呂?




「分かってますよ‼︎ …というか、キャプテン知ってるでしょ? 僕が雌熊ちゃんにしか興味ないの‼︎」
「知ってるさ。」
「だから安心して下さい‼︎ …もし誰かが来たら、こてんぱんにしてやりますよぉ〜‼︎」

ベポは一瞬、野生の肉食獣のごとく眼光をギラリと光らせた。

「ひっ⁉︎」
「あァ、頼む。…俺はまだ寝る……」

ローは再び寝台に寝転がった。

「おやすみなさいです‼︎ …って、真鈴さんどうしたのですか?」

ベポは若干顔が引きつっている真鈴を見て言った。

「あ、いえ、なにも…」

(……ベポが本気だしたら、ど、どうなるのだろうか…)

…真鈴は一瞬だしたベポの気迫にビビっていたのであった。

「サッサと入りましょうかー‼︎」
「うん」

部屋を出て、風呂場に向かう。

……到着した。

「……ねェ、ベポ…」
「なんですかー?」

早くも上半身裸のベポが言った。

「…恥ずかしいのは変わりないから、後ろ向いてくれるとありがたいです」
「いいですよー‼︎」

ベポは真鈴に背中を向けた。
真鈴はベポが背を向けたのを確認し、服を脱いでいく。
女性特有の凹凸のある身体にバスタオルを巻きつけた。

「いいよ、ベポ」

ベポをみると、既に彼はタオル姿だった。

「準備万端ですよー‼︎ Let’s goー‼︎」
「ゴー‼︎」

2人は風呂場に入る。

「寒っ⁉︎」
「そりゃあ朝一だし、夏も終わりだし……あ、寒いからといって走っちゃダメですよぅ‼︎」
「う…」

真鈴は駆け出そうとして、差し出していた足を引っ込めた。

「こけて怪我したら、僕の責任になっちゃいますからねー…」
「‼︎ ごめん…」
「大丈夫ですよっ、謝らないで下さい‼︎」
「ごめん…あ、しまった」
「もういいですから、早くシャワー浴びましょー‼︎ 寒いですから」
「…ベポ、毛皮だから、そんなに温度差感じないんじゃ…?」
「んー寒い時は寒いですよ‼︎」
「そうなのか。あ、シャワーこっち使うよ」
「どうぞー‼︎ 僕はこっちで」

ちなみにだが、シャワーは全部で3つある。
ベポは真鈴と一つ席を空けてシャワーを浴びることにした。

……しばらくして。
2人は湯船に浸かっていた。

「あったか〜い…」
「ですねェ…」
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