第5章 大人の事情※
その日の調査はジャングルだった。
明らかに危険性が高い場所で
俺を呼び出そうとしている。
すこし勿体つけておいて
ピンチに出ていけばは
嬉しそうにするのだった。
のために戦うのは悪くない。
アイツがしらない場所で怪我をしたら
嫌な気持ちになるだろうし、
頼られるのは悪くない気分だ。
ジャングルもまた
ビーチのように甘い香りが漂っていて、
やはり妙に昂る場所だったりする。
「ゲンガー」
「ゲゲ!」
この所あのグニグニに邪魔をされて
居たのでつい態度が喜色ばんでしまい
恥ずかしさに身動ぎをする。
テントに誘うはアレがあるからか
前よりハッキリと俺に対して
性的な感情を出すようになった。
……ま、今日は無いんだけどな!