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ゲンガー夢

第4章 望まない休日


「レナくん」

私はなぜか正座までさせられ、
カガミ博士に叱られている。
子供たちも怯えずとも何事かと
遠巻きにこちらを伺っている。

「なんで僕が怒っているか分かるかい?」

「グレッグルに触ったから」
「ちがう」

即答、か。
事の発端は今朝になって私が
異様な体調不良になっている所だ。
カレーパーティー中の写真は
ポケモンたちに構ってばかりで
あまり撮れていなかったので、
博士には私がグレッグルに触った事は
今朝までバレていなかった。

今朝まで……というのも、
昨日はピリピリするな程度の
指先の痒みがあったのだが
連日クラボエキスをつかった手袋を
つけていたせいだと軽く見たせいか
今朝になってみれば指先が
完全に痺れてしまっていた。
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