第4章 トウドウカレシ①(君が好き)
東堂「はははっ…ごめんな?」
今度はオレがいちごを抱き締めてやった
思えばオレ、いちごの前で無意識に他の女の子の話をしてしまっていたかもしれんなぁ
これはオレの悪い癖
早く直さないとなぁ
東堂「オレ、いちごのことが大好きだから…な?安心しろ?」
いちご「うん…尽八くん大好き…」
クッ…なんて可愛いんだ!
いちご「ねぇ…キス、して?」
おおおっ!?
いちごからキスのお誘いなんて初めてだ!
いつもはオレがしたくてしていた
今はいちごがオレとキスしたいって言ってくれている…
いちごがちゃんとオレのことを好きなのが分かる!
東堂「もちろんさ!」
オレはお前しか好きじゃない
ファンクラブなんてもうどうでもいい
そう想いを込めてオレはいちごの唇に自分の唇を重ねた