• テキストサイズ

8号車

第9章 好き


『おはようございま…』

『お前さ』

ダンスレッスンでスタジオ入り
そこにはまだタクヤしかいなかった。

『はい…??』

『どんだけ自分のこと追いつめんの』

『えっ』

その瞬間タクヤさんの胸の中にわたしはいた。

『ユーキから聞いたんだ。告白されたんだろ、カイに。』

『……………』

『俺もお前が好きだ。…本気だ。またこれがお前を悩ませるかもしれない、超特急だからとか関係なしにお前の返事を聞かせてくれないか?』

なぜだかわからないが涙がどっと溢れ出てきた。

『返事は…またでいいよ。』

タクヤさんはそういって涙を拭って何処かへ行った。

どうしてこう私はこんなに優しい人の気持ちに申し訳ないことばかりしているんだろうか。

/ 19ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp