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walking proud~呪術廻戦~R18~

第6章 Teddybear


「たわけ!確認事項に答えろや!」

「っ……あ、はい。合ってます…」


レイはこそこそと夏油に耳打ちする。

「ちょっとこの子…あまりに口悪すぎじゃない?」

「あぁ…悟より悪いな…しかもちょいちょい出してくるこの関西弁はなんだ?私もレイも言葉遣いは丁寧なのに…」


「おいこらっ!コソコソ話は失礼やぞ!
おいらの両親ならば少しは親らしくしろやボケェ!」

めちゃくちゃ愛らしい姿でそんな言葉を吐かれ、2人はみるみる顔を歪める。
声まで可愛らしいのに…


「んんん…クマ…君はちょっと躾から始めないとならないようだね。私たちの子供ならばそれらしくきちんとした教育が必要だ。」

苦笑い気味で夏油が言った。

「これから頑張ろうね、クマ!」

レイはとりあえず明るく言った。

成功の喜びで興奮はしているが、この言葉遣いと態度はどうにかしなければと思う。

でも嬉しいものは嬉しい。

夏油とレイは互いの笑みを突き合わせた。
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