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walking proud~呪術廻戦~R18~

第2章 call■


「…まぁ、その間に他の任務と被らなければ少しくらいは良しとしよう。しかしくれぐれも気をつけろよ、とくに悟、お前だ。」

気をつけろという一言にはいろいろな意味が込められている。
己の力を過信しすぎるな、無為な戦い方はするな、被害は極力最小限に、一般人への考慮、帳を忘れないこと、エトセトラだ。

話すと長くなるのでいつしか発せられる言葉はもうこの一言のみとなった。


「へーい。でも大丈夫。俺ら、最強だから。」

意味が伝わっているのかいないのか、五条は夏油の肩に腕を回してピースサインをした。

確かにこのコンビは最強と言われている。
しかしそれを過信して身を滅ぼすことにならないか、夜蛾はいつも気が気じゃないのだ。

はぁ、と1つため息を吐いてから、
レイと硝子を見て、頼んだぞ。と目だけで言う。

しかし2人は既に観光のことで頭がいっぱいなのか、輝いた目を上に泳がせていた。
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