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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第44章 TRIGGERとの共演



「次のゲストはRe:valeの七桜さんです!どうぞこちらに」

「よろしくお願いします」

「今回はソロだね!映画のエンディング凄い評判もいいけど、周りの反応はどう?」

「結構周りに原作好きな人が多くて、映画見たよって言ってくれますね」

「僕も見たけど、エンディング流れて泣いちゃったよ。Re:valeの2人は?どんな反応だった?」

「一緒に試写会行った時に初めて聴かせたんですけど、百は泣いてたし、千もいいんじゃないって言ってくれました」

「それでは、歌ってもらいましょうか。劇中の映像にも注目です!七桜さんスタンバイお願いします」

「お願いします」

「ユキ、緊張してきた」

「大丈夫。七桜は中学から路上や舞台でライブしてたんだ。ちゃんとできるよ」

そうして前奏が始まる。今回はピアノ演奏。
イントロからピアノの音だけだから。歌が始まって映画の映像が後ろに流れる。Aメロ終わりから音が混ざってサビに向かいながら盛り上がるようにしている。
曲が終わって、シーンとしてる。

「ありがとうございました」

と言うと、ワッと歓声と拍手が起こる。

「七桜さんには、のちほどRe:valeでも登場してもらいます!」

準備があるから、ヘアメイクに戻る。
Re:valeの準備もあるから、急いで支度をする。
衣装に着替えて、楽屋に戻る。

「あ、七桜お疲れ様!」
「お疲れ様」

「やっぱり、1人って心細いね・・・」

「そうは見えなかったけど?」
「緊張してるようには見えなかったよ?」

2人にそう言われたけど、実際は緊張してたんです...

「七桜さん、素晴らしかったですよ」

おかりん、優しい...座って、テレビで鑑賞する。

「あ、TRIGGER・・・」

「ふぅん、前より良くなったんじゃない?」

「2人とも、吹っ切れたような顔してるね」

「3人でちゃんと話できたって事でしょ!すき焼き効果じゃない?ほら、同じ釜の飯を食う・・・ってあるじゃん?」

「それはあるかもしれないね。さすがモモだね」

「へへん、後輩のためならモモちゃん頑張っちゃうよ!」

「僕らのためにも無理はしないでくれよ」

「もちろん、ユキのためにも頑張るよー」

やっぱり、そういうとこって変んないのね...別にいいんだけどさ...


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