第44章 TRIGGERとの共演

ミュージックフェスタのインディーズ枠でIDOLiSH7が出演することになった。なんでも、楽が推薦したらしく、そこは本筋と一緒だ。
楽屋で出番を待ってると、TRIGGERが挨拶に来てくれた。

「失礼します。今日はよろしくお願いします」

「あと、すき焼きセットもありがとうございました！」

「美味しかった？」

「めっちゃ美味しかったですよ！特に肉！」

「やった！うちが選んだやつー」

「野菜は？」

「タレがあってこそのすき焼きでしょ？」

「相変わらず、Re:valeは賑やかねぇ」

「あ、カオルちゃん！久しぶり！はい、カオルちゃんにもお菓子あげる」

「なに？七桜の手作りならもらってもいいけど」

「姉鷺さん、七桜さんの手作りお菓子食べたことあるの？」

「昔は結構もらってたわよ？最近は、忙しくて作ってる暇もないでしょうよ」

「七桜さん、今日Re:valeと1人で2回出演するんですよね。俺も映画見ました。凄い良かったです」

「俺もあの漫画好きだからみたぜ！」

「ありがとう」

「失礼する！お前達ここで何をしてる！さっさと自分達の楽屋に戻れ！」

「パパ久しぶり！」

「お前のパパではないと言っている。お前も簡単にパパなどと言うものではない！あの男の耳に入ったらなんと言われるか・・・」

「八乙女パパは七桜パパが怖いのか」

「怖いなど思っていない！面倒なだけだ」

「確かにね、それは言えてる」

「俺がなんだって？」

「げっ！」

「「「遥人さん！？」」」

「だから早く戻れと言ったのだ！」

「そっか、今日のミュージックフェスタ遥人さんとこで・・・」

TRIGGERは？な顔してる。

「この人は遥人さんって言って、七桜のお父さん。今日のミュージックフェスタとか他にも音楽関係の番組とか色々やってんの」

「「「初めまして！TRIGGERです。今日はよろしくお願いします」」」

「いや、今日はこっちがお願いする立場なんだけど・・・」

「なら、早く戻れば？何しに来たの？」

「娘に会いに来て何が悪いんだ！そんな風に育てた覚えはないぞ！」

「いいから早く戻りな？疲れるだけだから。ほら、龍ちゃん、みんな連れてって」

「はい、じゃあ、また」

TRIGGER達は楽屋に戻る。
はぁ...疲れる。