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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第38章 期待の新人



「付き合ってると似てくるっていうけど、本当かもね」

「そんなに長く付き合ってないよ」

「七桜!長さじゃないでしょ?気持ちの問題!ね、ユキ」

「そうね。2人ともすごくお似合いだよ」

そう言われて嬉しかったけど、照れくさくて知らないふりしてケーキを食べた。

「さ、そろそろ防音室行こうか」

移動してカメラを三脚に設置する。
2人がそれぞれ椅子に座ってギターとベースを持つ。
カメラ回すよーって言って、ここが防音室です。うちはドラムの椅子に座って、演奏が始まる。

Re:valeデビュー曲のサビ部分を撮った。曲作りはこうやって集まってやってまーす。以上Re:vale七桜のお部屋紹介でした。と締めてカメラを止める。
せっかくだから少し弾こうと、何曲か弾いた。

はぁ、楽しかった。
リビングに戻りみんなで片付けをする。うちはカメラが切れてるの確認して、しまう。お茶入れてゆっくり話をする。
うちは明日入りが遅いから、ゆっくり起きれる。

「明日早いの?」

「僕は眠いけど、朝から撮影・・・ドラマってなんで早いのかな?」

「俺は午後から撮影。ユキこれからどうする?」

「僕は帰るよ。おかりん迎えに来てくれるし」

「えぇ、泊まってかないの?」

「百が言うんだね・・・」

「あんまり3人で泊まれてないなって思って。来年はちゃんと誕生会しようね」

「曲作りのとき泊まればいいんじゃない?結局ご飯食べて、遅くなるじゃない」

「そうだよね。うち叔父さんの家にいたから帰ってたけど、キツかったもん・・・」

「なら、そうしよう。七桜、野球の試合かバスケの試合どっちが見たい?自分の好きなチームでね?」

「えぇー、迷うなぁ・・・んー野球かなぁ。なんで?」

「聞いてみただけ。じゃあ、僕帰るよ。早く寝ないと」

玄関まで見送る。

「じゃあ、また明日ね。おやすみ」

「おやすみ。気を付けてね」

「ユキ、おやすみー」

部屋に戻る途中でお風呂を入れた。

「七桜、先にお風呂入ろー」

「百は泊まるのね?」

「ダメ?」

「いいけど・・・」

待ってる間に着替え用意して、少し待つ。ピコンと音がなって、お風呂に移動する。頭洗ってからお湯に入る。百も同じく、前と同じように座って入る。

「大丈夫。今日は何もしないしお風呂ちゃんと入るから」


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