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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第37章 冠番組



朝、起きると七桜が隣にいなくて焦って起きてリビングに出る。

「百、おはよう」

可愛いこと言うから、走って抱きついた。

「おはよう。いなかったからビックリしたよ・・・」

「朝ご飯作ったから、食べよ」

「ありがと。朝から七桜のご飯食べれて幸せぇー」

「百は、美味しそうに食べてくれるから作り甲斐あるよ」

「美味しそうじゃないの!本当に美味しいの!今日が休みだったらもっとハッピーなのに」

「それは仕方ないよ。これからNEXT Re:valeだって始まるんだし、もっと忙しくなるよ?」

「まぁ、良いことだよ、凄く。でも、七桜との時間が減る・・・」

「別に一緒にいられなくなるわけじゃないし、また泊まれば一緒にいられるでしょ?」

「今度俺泊まっていい?七桜の家に俺の着替えとか予備の服置いておこっと。ごちそうさま。俺、着替えとかまとめてくる!」

百は、急いで準備をしに行ってしまった。
そんな急がなくてもさ、今日泊まりにくるわけじゃないんだし。私もご飯食べ終えて、食器を片付ける。

「百、うち1回家帰って着替えてから行くよ」

「あぁ、もうすぐ終わるから待って。俺も一緒に行く」

2人で家に帰り、うちは着替える。百は荷物置いて待っててくれる。それから事務所に向かった。

「おはよー」
「おっはよーん」

「おはよ」
「おはようございます」

NEXT Re:valeの打ち合わせ。昨日買ったピアスと、イメージカラーのマニキュア。新番組に向けて新しいことがどんどん決まる。

そうして、冠番組が始まった。

千がライムグリーン、百がショッキングピンク、うちがネオンライトブルー。
お揃いの形のピアスと、形違いのお揃いの指輪。

これからまた、新しいRe:valeが始まる。

そう思って収録を終えた。

「お疲れ様でした。すごくよかったですよ」

とおかりんが言ってくれて、3人で安心した。
今日は、ユキの家でお疲れ会と話し合い。
ユキと七桜が一緒にご飯作ってる。
やっぱり並んで作れるっていいな...
ユキが羨ましい...俺も教えてもらって作れるようになるんだ。
そしたら、ユキにも食べさせてあげたい。
今までずっと俺の分も作ってくれてたから...
2人のご飯は美味しい。
今後やりたいこととかを話して食べる。


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