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未来へ繋ぐメッセージ【アイナナ/Re:vale】

第27章 新生Re:vale誕生



次の日、万の家に持って行くお菓子を買いに行こうと思って、前から聞いてた悠斗の友達の家のケーキ屋に悠斗と一緒に向かう。

【fonte chocolat】という名前のお店らしい。
外観が可愛いお店だな。
中に入ると、可愛い小物や可愛いケーキがたくさん並んでいた。
悠斗はガラスケースの中のケーキをじっと覗いている。
持って行くなら焼き菓子の方がいいよね。
箱入りのセットになってるお菓子を見に行く。

すると、奥から少し高い声でい「いらっしゃいませ」と聞こえた。
その人と悠斗が笑って話しをしている。

(あの子が友達かな?)

パウンドケーキのセットを手に取り、悠斗に近づく。

「悠斗はなに食べたいの?」

「もしかして、悠斗の姉ちゃんか?」

少し背の低い男の子がそう聞いてきた。
その子をよく見てみると、IDOLiSH7の三月だった...

(でも、三月とは年が違うはず・・・一織が友達ってこと?)

「悠斗の姉の七桜です。いつも悠斗がお世話になってます」

「俺は和泉 三月です。こちらこそ、弟の一織がお世話になってます」

やっぱり一織が友達なんだ...一織に友達ってイメージがないから、なんか意外...
しかし、またアイナナキャラか...しかも2人...

(もう関わりたくないよ・・・)

悠斗は食べたいケーキを選び、箱菓子の包装もお願いした。

「今日、一織いないの?」

「今日はじいちゃんとこ行ってんだ。また今度な」

「そっか。三月くんもまた遊びに来てね!姉ちゃんも帰ってきたし!」

持ち帰りの用意ができて、悠斗と一緒にまた来ますと言って店を出た。

家に帰るとお父さんも帰ってきてて、ケーキを食べる事に。
もちろん、みんなは何回も食べてるから美味しいことは知ってた。

(うちだけ食べたことないのか・・・)

でも、確かに美味しい...

「一織くんとはいつから仲良いの?」

「小学校のときからだよ。お姉ちゃん家にいなかったから会ったことないんだっけ?」

「うん」

「今度遊びに来てもらうね!一織も三月くんもいい人だよ!」

「そっか」

「悠斗は2人が好きなんだね」

「うん!」

悠斗が仲良くやってるなら、いいか。
話ししてるだけなのに、あんなに楽しそうにしてるし。
きっと、2人と遊ぶのが楽しいし、優しくしてもらってるんだろうなとわかる。


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