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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第16章 覚醒のトリガー


片手の拘束なんて一気に振りほどくのに手間は掛からなかった。
ぎゅっと握りしめていただろう龍太郎の手を力づくで服から剥がした。あっ、という龍太郎の短い声と悟の私を呼ぶ声がしたけれど走る足は止まらない。

燃えやすいものに引火した炎が延焼して大きな炎になるように、私はボスどころかリベルタそのものが憎くなっていて、そのボスが目の前に居るならそれが私を誘う罠であろうとも向かうしかなかった。
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