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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第15章 縛りの為の呪物


どきどきしながら濡れた体で、蔓で編まれたベンチに座る。肌に痕が付くような安っぽいものじゃなくて細かく編まれていた。
お風呂に浸かってる時点から挿れて欲しくてどうしようもなく興奮したままの下半身は疼いていて、座る事よりも彼ともっと触れ合いたくて……主張するみたいにずくずくと脈打ってるように感じる。

互いの片手と片手を重ねて、座った私を前にしゃがみ込む悟。
目の前の彼の下半身が猛り狂っていてこちらを向いてぴんと勃ってる。このままベンチに倒れ込んで激しくえっちをするのかと期待していた。
なのに、悟はしゃがんだままに私の腰に腕を回して……。
脚を広げた場所に上半身を…顔を近付けていて。

『やっ!まっ、待って!?そこはやだっ!悟っ!』

あろうことか、まさかのその場所に。足を割った場所に顔を埋めてる。
見えずとも細かな濡れた動きから舌先が刺激してる、キスだけでイキそうなくらいに舌先が器用な人だから。膣口や敏感な場所をちろちろと、時にざらつく舌の腹で舐めていた。

『んっ…!あっ、やっぁだっ…!あっ、』

「やだって、言ってもさ。すっごい濡らしてんだからイイんでしょ?」

くぐもった声、舐めながらに喋る悟。
じゅる、と音を立て時々ぴちゃっ、と音を立てて絶え間なく刺激を与え続ける悟に、羞恥心とそんな場所は舐められる場所じゃない!という葛藤で頭を下腹部から剥がそうと押してもびくともしなかった。
吹っ飛んでた理性の状態に恥ずかしさとのぼせる手前、頭がまるで沸騰しそうなくらいに何も考えられなくなりそう。
気持ち良い…けどそんな所を舐められたくないからそこを退いて欲しい。
私が拒否しようとすればするほどに悟は張り合って、余計に敏感な場所を凄く細かい動きで激しく攻め、昂ぶらせては抵抗力が無くなっていく。
熱心に頭を埋めてるその後頭部を見ながらに一気に駆け上っていくような快感。

『やっ…ああっぁ…っ!だ、だめぇっ…い、イキたくないっ…!』

思考や言葉と裏腹にカクカクとする下半身ときゅうっ、と引き絞られるような子宮周り。
緊張から解かれるように腰が何度もビクビクとイキながら最後まで手放せない羞恥心で悟の両肩を押すも力が入らない。気持ちよさが邪魔をしていて、どこか私の奥底でもっとして欲しいってこの人に求めてた。
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