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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第8章 スキルアップ


67.激裏

ちゅ、ちゅくっ……
性行為を目的として建てられたホテル、その一室で僕達は唾液を奪い合うようなキスをしている。伏せられた恥ずかしがり屋の睫毛が可愛い。

キミのお婆ちゃん、ヨミさんに、春日家もハルカも全てをひっくるめて買った…だなんて言ったらきっとキミは僕の事を軽蔑してしまうだろうね。
でも軽蔑したって、キミはそういう所だぞ、と少し睨んで許してくれる。正直、春日一族纏めての購入といっても家よりも僕にとってはキミ自身に価値があった。言い値よりも少し上乗せしたけれどそれでももっと価値がある。
厄介な呪いだよ、愛っていうのは。解呪どころじゃない、死ぬまで呪われ続ける。いや、死んでも尚呪い呪われ続けるというか。

『……んっ、』

「ハルカ……っ」

先程までのふざけあった会話はどこへやら。ホテルの利用用途に沿った行為が始まる事に僕もきっと彼女も歓喜してる。僕の脳内では早くハルカと繋がりたくていっぱいいっぱいだった。
朝からやけに可愛くて、今日の彼女はちょっと素直で……。
例え、可愛いだとかありきたりの言葉でたくさん褒めたとしても僕の性格をよく知るハルカには"はいはい"と軽くあしらわれる。
昨日も2回に分けてハルカを抱いた。それでも足りない、僕にはハルカが不足していてもっと必要で、今こうして両手で頭を抱え込むようにして深い口付けを交わしている。ハルカも僕の首や背に回して求めてくれる所が最高にゾクゾクとさせた。そんなに欲しいなら僕の全てをハルカにあげたい。

片手を彼女の後頭部からするりと肌を滑らせて柔らかい胸へと移動させた。
温かくて大きな膨らみを手の平や指で堪能する。とても柔らかくてさらさらしている素肌。落ち着く人肌に埋もれたい。
先端のふにふにとした乳首をいじってやればぷっくりと主張して可愛らしい。その乳首を指先でくにくにと小回りを効かせて刺激すればハルカは脚を僅かに動かしてベッドの皺を深くさせた。
塞ぐ唇を開放したらハルカの表情は、何度も見たことのある僕の虜になった女の子の顔。けれど見飽きたものじゃなくてもっと見たい表情。思わず僕は笑ってしまった。

「ククッ……ウケる、ハルカとろっとろじゃん」

『さとる…、すき…あいしてるよ…、』
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