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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第20章 星空の下で愛を語らう


濡れた指をそのままに視界の下へ。
クチュ、くぷっ…、と音を立てて中へと潜り込んでる彼の指。

『あっ…!』

「分かるでしょ?僕の指がハルカン中でバラけて動いてんの。ここ、いっぱい撫でられるの好きだよね?」

ククッ、と笑ってスカイブルーが私を見てる。恥ずかしくて目をぎゅっと閉じると、中への刺激がぐにぐにと圧迫し、また腰を跳ねさせる程に敏感な場所を外側の指先で小刻みに刺激されてまたビクッ、と私は腰を跳ねさせてしまった。

『ああぅ、…ぁっ!』
「目を瞑っちゃ駄目。ちゃんと気持ちよがってるの見せて?」

目を開けるしかないのか、と目を開ければ、ようやく膣内から指がぐちゅ、と小さな音を立てて引き抜かれていく。
目の前に出された彼の指には体液にしては独特な匂いをさせる、少し白濁した液体と透明なものに塗れた指。
それを目の前に見せつけて「見て?ハルカのえっちな汁!」と笑う。

「毎日えっちしたいって言ってる僕だけどさ、これだけほぼ毎日抱かれてもすぐに欲しがるハルカの身体も僕に違わず性欲が強いんじゃない?こんなに濡れ放題に淫乱になっちゃってさー…」

「こうさせるのは僕だけの特権だけど、」と指先のてらてらした液体を舌先でベロリと舐め取った悟。恥ずかしくて目を瞑りたいけど出来なくて、私は少し視線を落とした。

「僕の。そろそろ欲しいだろ?挿れたくてウズウズしてんじゃないの?」

はい、あげるだなんて素直にくれなさそうな質問。そして視界の中で私の濡れた状態の証拠を指を広げてつぅ…と伸ばし見せつけてくる行為。それはたくさん焦らして痺れを切らして悲願する状態の私にようやく与えてくるっていうのが見え見えで。
だったらその悟を煽ってすぐにでも挿れさせてくれるようにしなくちゃ、と精一杯に考えた。

『んっ、欲しい…っ、さとる…中に早く来て……っ!』

じっと顔を覗き込んでみれば意地悪そうな表情をしてる。倒れ込む様に悟の身体に密着して、耳にすりすりと頬擦りをした。そして。
かぷ、とあまがみする程度に耳を食む。

「……っ、そうくるのー?へえ~、オマエそんな事しちゃうんだ?」
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