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【呪術廻戦】白銀の鎹【五条悟】

第19章 アフター・ダンスパーティー


『ねえ…、先にお化粧とか落としたりとかは……駄目?』

寝具が汚れるし。顔だけじゃない、髪だって整髪料を使ってる。抱き合う体勢もうつ伏せで攻められる体勢も、どう愛されようとも汚れる。じっとしてても身体は揺らされ、ごしごしと布に移る未来が見えてる。
ダメ元でちょっと悟がたまにやるみたいな、ぶりっ子気味に頼み込むも悟はにんまりと笑ったままに首を横にゆっくり振るだけ。クソッ!ぶり損だ、ぶり損!酔ってるからってつい考えなしにやっちゃった!やり慣れないぶりっ子なんてするんじゃなかった!変に恥ずかしくなってきて顔に熱もってきたし!

「やーだぴょん!てか今のでもう僕のフランクがはち切れそうだからちょっとカチャるねー!」
『やだー!』

宣言通り、ハーフグローブを嵌めた片手でカチャカチャとベルトのバックルを弄り、ズボンと下着を下げる悟。ブルンッ、と勢いよく飛び出すペニスはいつだって潜り込める体勢。やや赤黒く見たままに硬いモノには血管が走って目立ってる。

「さて、と。オマエもパーティードレスのままにえっちをするには……捲し上げる感じかな。おっぱいの方がずり下げる感じか~……やだ、すっごいエロい、ウケる~」

クックックッ、と笑いながらに熱っぽいグローブが太ももをする…、と撫でる。

『……あっ、』

思わず漏れた声に片手で抑えると悟は頬を赤くして笑った。

「なんだよ、オマエ。まだスリットの部分から脚撫でてただけで感じてんの?僕とえっちするようになってすっげえ厭らしい身体にされちゃってオマエも大変だねえ~…
この感じだと会場に居た時から期待してたんじゃない?」

『…っ!そんな悟みたいにずーっとムラムラしてるワケじゃないんですけどっ』

「別に馬鹿にしてるワケじゃないよ?えっちな奥さんだったら大歓迎だもん」

更に脚を撫でられて、捲し上げる手付きでぞくぞくっ、とさせる悟。両手が腰を掴むように、そのまま下着を引き抜かれていく。遠くでパサッ…と投げられた音がした。
片足をぐっ、と立たせて悟はドレスの中……下半身を覗き込んでる。どんな状態なのかなんて私自身が知ってるから恥ずかしくって顔というか頭が熱い。一層の事、全ての服を脱ぎ去りたい!
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