第3章 出席番号1番のなっちゃん。
「そーなるな。」
そーなるなって…
っていうかなんでそんな冷静なのっ!?
「引越しの日俺がオトコだって話しようと思ったけど、ばあちゃんが死んで、何も言えずに行っちゃったか…………………!?」
なっちゃんが話終わる前に私は抱きついてた
「ちょ、お前、みんな見てるぞ!?アホなのか!?」
「なっちゃんのばかーーーー!
あのときホントに泣いたんだから。
ずっと、会いたかったんだから!」
私は今世紀最多の涙を流した。
「おかえりーーーーー!」
「ただいま…」
こうして親友と再会したのだった。