第33章 ※反魂人形④
「……触りながら…煽んな、バカ」
「ちが……ぁ…それ……だめっ」
五条先生の指先が、私のナカにわずかに埋まる。
すべてを埋めずに、五条先生の指が蜜壺の入り口を広げるように動いた。
「皆実……手、休めないで。……気持ちいいから」
「だ……って…五条…先生のせい……で、うま…く…触れ…な…ぃっ」
五条先生が与える快感が強すぎるから。
気づいたら身体が快楽の波に飲まれて、手の動きが止まっちゃうの。
「でも……ちゃんと広げないと……今日の僕、皆実のナカ裂いちゃいそうだから」
苦笑して、五条先生が私にキスをする。
私の唇ごと食べてしまいそうなキスが、私の理性をどんどん壊して、五条先生の熱を擦る刺激を強めてしまう。
「……っ…ぁ…皆実」
吐息まじりに囁かれる名前が、こんなにも嬉しいの。
五条先生のモノは、もう私の片手じゃ握りきれないくらいに大きくなっていて。
こんなのがちゃんと入るのか不安なはずなのに、その巨大な熱が欲しくて欲しくてたまらないの。
「先生……っ…もう…大丈夫……です、からっ」
懇願するように言って、私は五条先生の熱を私の秘部にあてがう。
五条先生の指で掻き出される私の蜜液と、五条先生の先走る薄液が混ざり合うけれど。
五条先生の熱をそこに埋めようとした私を、五条先生が止める。
「皆実……待っ、て」
「や……待て…ない……です」
「……………バカ……勃ちすぎて、マジで痛いくらい…だから……これ以上…大きくさせないで」
五条先生は言いながら、いつの間に用意してたのかベッドサイドに置いていた四角い袋に手を伸ばした。