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おてんば少女が恋に落ちた

第5章 体育


「宇宙、ちょっと飛んでみてよ。」

「えっ?」

「私、宇宙が飛んでるの見たいなぁ。」

「えーっ!下手くそだから嫌だ!」

「ちょっとだけでいいから。ねっ?」

お姉ちゃんは、両手を合わせてお願いしてきた。

「……笑わない?」

「うん、笑わない。」

「…ちょっとだけだからね。」

「分かってる。」



私はほうきにまたぎ、意識を集中させる。

「すーはー…。」

深呼吸のあと、私は宙に浮くことができた。


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