Best songs all times(テニスの王子様)
第5章 Will You Still Love Me?
「うわっ!驚かさないで下さいっすよ先輩!」
「悪い悪い、チビ助が一緒にいたからついつい…。」
「だからって先輩方を巻き込まないでよ。」
相変わらずつれない態度を取るよな。
そして、チビ助の右隣にいる彼女はキョトンとした顔で俺を見てる。
なんだかそんな顔も可愛く見えるな。
「あっ、そうだ。結んだ髪が今にもほどけそうだよ。」
「えっ…。あっ、すみません。すぐに直します。」
そう言って彼女は髪を解くと、艶のある髪がサラリと後ろへ流れた。
「先輩、いつものヘアバンド持ってないんすか?
結ぶより手間省けると思うけど…。」
「あっ、そうだね。」
そう言って彼女はジャージのポケットから黒いヘアバンドを取り出すとそれを頭につけた。
「何だよチビ助。彼女のことよく知ってるじゃん。」
「別に…」
「それより越前、先輩。早くレストラン行こうぜ。
手塚部長達が待ってるだろうしさ。俺腹減ったよ。」
「そうっすね。」
「先輩、お先に失礼しますー。」
「おう、それじゃ。」
彼女ほとんど話さなかったな…。
チビ助の俺に対する無言の圧力がかなりあったからか?
全く世話の焼ける奴だぜ。