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短編集【R18】

第7章 記念日のプレゼントは…え?私?


『??』




りんこが疑問に思うのも無理はない。
ごそごそさせながら凌が出したものは、




「体にこれ巻いてや。あ、裸でな。」




幅が太めの長いリボンだった。




『…え?!』




りんこの頭には“プレゼントは私♡”というテンプレのものが浮かび上がっている。




「安いもんやろ。これ巻いたらずーっと欲しかった2つのが貰えるんやで?」


『しなきゃだめ…?』


「そやなあ、せんやったらこれはメルカリで売る。ふふ」




するしかない。




『…します。』


「え、ほんま?!じゃあほら、これ」




凌からリボンを手渡される。




『ぅ、服脱ぐから。あっち向いて。』


「わかったわかった。」




服を脱ぎ、慣れない手つきで体にリボンを巻いていく。




『…で、できました…。』


「見てもええ?」


『うん…。』


「う…わ。えっろ。可愛すぎるわ。」


『っ、もういいでしょ!プレゼント!』


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