第1章 熱がある彼氏を攻めたら逆転されて……
先に凌が目を覚ました。
「……?!りんこ、起きてや!熱うつる!」
『んんぅ…?もういいやん。眠い。』
「はぁ、だめやって。起きて。」
『やだぁ……』
「寝らんでや。ほら起きた起きた。色々してくれてありがとうな、ほんまに。………ん゛っ、ちょっと!りんこどこ触ってんの!」
りんこはほんの悪戯で服の上から凌のソコを触ったつもりが、思ったより反応がよかったようで。
『どこって…ねぇ?』
「にやにやせんの……んっ、は、やめてや。怒るで。」
熱があるせいか、凌の抵抗はあまり強くなく。そんな凌の言葉も、無視してりんこは触り続ける。
『久しぶりやん…っ?だめやの??』
「まだ熱あるから……っあ゛あ、ちょ、ほんま待って。」
りんこはそれでも止まりそうにない。
「っはぁ゛、?!なにしてんの!やめえや…っ゛」
いつの間に。りんこは素股を始めたのだ。
「ぅあ、あ゛っ、はぁ…、」
『気持ちいいんやないん?っあ、ねぇ凌?』
「っ、きもち、ぃっ、あ…」
『凌…っ、かわい、っはぁ』
りんこが腰の動きを早めた。
「ぅ゛っあ?、!も、むりや、りんこ止めてや…!イグぅ……!っあ、え?」
と思いきや、ぴたりと腰の動きを止めた。
『おねだりせな……イかせん…っ。どーする、?凌』
ゆるゆると凌の腰が動く。
「…っ、イかせて……くださ、い゛っあ゛あ!」
言ったと同時にりんこが腰を激しく動かした。
『っあ、ん。ほら、イって…凌…っん!』
「ぅ゛あ゛っ、イグぅ…っ!はあ゛っ……!!」
凌はびくびく痙攣しながらイったようだ。
『……っはぁ、はあ』
りんこは自分の服装を整えようと体勢を変えた。