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短編集【R18】

第6章 ずっと前から好きでした


[通話中]




「りんこ~!久しぶりじゃん!」


『凌くん久しぶり~。』


「…。」


『…。』




りんこは話すことがあまり得意ではない。
なぜ通話をするのか。凌が好きだからである。




「んふふ、久しぶりすぎて何話したらいいか分からん。」


『ほんとにそれ。』




なんだかんだ言いながらあっという間に時間は過ぎていく。


____


「なー、なんでLINEくれんかったん?」


『だって忙しいかなって思ったもん。』


「出た~“忙しいかな”。忙しくても返信するけん気にせんでって言ったやん。」


『んーけど…。』


「あーそっか…。りんこは俺とLINEしたくないもんな。もうLINE送るのやめるわ…。」


『え、なんで。ごめんって。』


「あはは、んーー。許す!」


『んへへ、やったー!』


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