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妄想物語。【短編〜中編集】

第1章 パラノイア。【黄瀬涼太】


Ryota,






ある日、同じクラスの女子が話しかけてきた


「彼女と付き合ってるんでしょ?」って


隠してたつもりだったのに「何でわかったんスか」聞いたら


「見てたらわかる」だって


そう言われて、俺は何か凄く照れた


それに嬉しかった


周りから見て、俺たちはちゃんと恋人同士に見えてるんだって


俺の顔はにやけっぱなしだった
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