• テキストサイズ

妄想物語。【短編〜中編集】

第1章 パラノイア。【黄瀬涼太】


,





長い髪が切られるという通り魔の事件が続いていた


「何か怖いね。私短くてヨカッたよー。髪切られた子達、皆ショックで学校来てないみたいだね」


友達がそう言ってた


皆学校に来てないんだ


そうだよね


髪が短くなったら涼太に嫌われちゃう


髪が短くなって涼太に嫌われるくらいなら死んだ方がマシ


事件にあった子達はもう、涼太に嫌われちゃったんじゃないかな


でもまだ生きてるって事は、私より涼太への愛情が少ないってことだよね



やっぱり涼太の事を一番に想ってあげられるのは私しかいない


そう思うと私の心は安心した


いつもより晴れやかな


いつもより清々しい



涼太、前よりももっと愛してる
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp