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気炎万丈【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】【R18】

第14章 宣戦布告


数か月たったある日。
と杏寿郎はまた別々の任務となり、杏寿郎は宇髄天元と同じ任務になった。
杏寿郎を見付けた天元は嬉しそうに話しかけてきた。

「煉獄。はすげぇいい女だな。」

「そうだろう。」

「お前が大切にしているのがよく分かったぜ。」

「・・・君は何が言いたい?」

「俺も惚れちまったかも。」

「ほう。でもそれは君の自由だ。」

「手を出しても良いか?」

「手を出すというのがどういう事を指すのか分かりかねるが、無理矢理言うことを聞かせようとするなら俺が全力で止める。隊律違反で処分されても構わない。そうでなく、真剣に口説くなら君の自由にしたらいい。」

「余裕だねぇ。」

「違う。逆だ。俺はを幸せにする努力を続けるつもりだが、は俺のものではない。倖せになれる相手を選ぶのは彼女自身だ。」

「・・・すげぇ煉獄らしいな。なんか毒気抜かれたわ。」

「わはは。何をしようと思っていたんだ?君はやはり面白い男だな。」

「あ、そ。褒めていただきありがとう。」

「あ、そー言えば、この前の口吸いは試してみたかよ?」

「その件については話したくない。夜、半刻程水を浴びる羽目になった。」

「ぶわっはっは!なんだそれ?詳しく教えろ!」

「この話はこれで終いだ。今後君から、その手の助言は聞かんからな。」

「他にももっと閨事のいい話があるのに・・?」

「む・・・。いや、でも、聞かん!」

杏寿郎と天元は仲良くなった。
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