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気炎万丈【鬼滅の刃/煉獄杏寿郎】【R18】

第7章 失う覚悟


自問自答をしているうちに、が目を覚ました。

「・・・おはよう。杏寿郎。もう随分明るいね。寝過ごしてしまった。」

「・・・あれ?あ・・・私、昨日夜泣いてしまったんだった。迷惑をかけてごめんなさい。」
は手が繋がれていることと、すぐ隣に杏寿郎の顔があることに気付き赤くなる。
赤くなった顔を繋いでいない方の手で隠しながら話すは随分かわいかった。

「私の手を取ってくれるために隣に来てくれたの?ありがとう。でも、杏寿郎は私のせいでよく眠れなかったんじゃない?」

「いいや逆だ。人肌のぬくもりで俺もとても安心して眠れた。」

「・・・。今この状況で言うことではないかも知れないが、聞いてほしい。」

杏寿郎は手を繋いで起き上がる。を正面に座らせ、目を見つめる。

「俺は、君に心惹かれている。どうやら出会った瞬間からだ。この繋いだ手を離したくない。このまま一緒に暮らしてくれないか。」

杏寿郎のまっすぐな目とまっすぐな言葉で問われ、も正直に答える。

「手、一晩中握ってくれて嬉しかった。昨夜は久しぶりにゆっくり眠れた。ありがとう。私も今杏寿郎に言われて思い出してみたけど、私も出会った瞬間から太陽のようなあなたに惹かれていた気がする。出会ったばかりだけど、私もあなたと手を離したくない。ここで一緒にいさせてください。」

「・・・・槇寿郎様が許してくれれば・・だけど。」

「確かに・・。」

案の定。槇寿郎には怒鳴られ、呆れられた。

「・・・杏寿郎。お前は何を言っているのか分かっているのか?女子を好きになるのはまぁ仕方がない。住まいが安定しないのが心配なのは100歩譲って分かるとして、お前は鬼殺隊になったのだろう?明日の身が知れん状態で大切な人を護ることができるのか?2人とも任務に行き、どちらかが死んでしまう可能性もあるんだぞ?」
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