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どうかその手で[鬼滅の刃/不死川落ち]

第4章 胡蝶カナエ


不死川は町を歩きながら考えていた。

不:(胡蝶は所々致命傷があった。だが、はさほど大きな怪我はしていねぇ。どういうことだ?胡蝶がやられたのは上弦の弍だった。たとえが恩を感じて斬りかかれなかったとしても、あっちはを容赦なしに狙ってくるはずだ。なぜ胡蝶だけ…)

不:「クソッ、あぁぁぁ、もう分かんねぇよォ」

宇:「どうした?不死川。まさか、お前胡蝶に惚れてたのか?」

不:「なんでそうなるんだよォ。仲間が死んだんだ。悲しくねぇわけはねぇだろォ。そもそもお前がなんでここにいるんだァ?」

宇:「散歩だ。俺も派手に落ち着かなくてな。」

不:「そうかよォ。」

宇:「胡蝶は派手に美人だったからな。不死川、一体何に悩んでんだ?」

不死川は先ほど考えていたことを宇髄に話した。

宇:「なるほどな。鬼がに情を持ってるってのは考えられねぇのか?」

不:「あァ?んだとォ?んなことあるわけねぇだろォ。鬼が人間に情が湧くなんて聞いたことねェ。」

宇:「まあ普通なら有り得ないが、はあれだけの美人だ。お前も骨抜きにするほどのな。だからその可能性も否めねぇんじゃねぇの?」

不:「俺はそんなんじゃねェ。俺は好きな女に平手打ちなんかしねぇよォ…」

宇:「!?てめぇ、そんなことしたのか!?女に手出すなんて派手に許せねぇな!!!」

不:「生まれて来なければなんてまた口にしたからだァ…」

宇:「それでまた自分の意思を言えなくなったらどうすんだ?」

不:「前のとは違ぇからなァ。俺が何を思って言ったのか、今のなら分かるはずだァ。」

宇:「ほう。何を思って言ったんだ?」

不:「うるせェ!帰るぞォ!」

不死川と宇髄はそれぞれ家へと帰っていった。

ガラッ

不:「戻ったぞォ。…?…!!どうしたァ!?」

:「んっ…あ…師範…おかえりなさい…私、眠ってしまったみたいです。」

不:「なんでもねぇなら構わねぇよォ。飯にするぞォ。手伝ェ。」

不死川はの涙の跡に気づいたがそのことには触れずに夕飯の準備に取り掛かった。
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