• テキストサイズ

どうかその手で[鬼滅の刃/不死川落ち]

第3章 狙い


すると鬼が怒りを露わにしたそのとき。

鬼:「くっ!私の攻撃に…」

:「風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風」

ゴトッ

鬼:「え?私、斬られたの?あんな女に?」

:「鬼も1番でいたい生き物なんだね。私は何の1番にもなれたことないから、よく分からないけれど。私の父もそうだった。」

鬼:「可愛い上に強いなんて…ずるい…」

その言葉を最後に鬼の体は崩れていった。
は鬼殺隊士にお礼を言わせる間もなく次の任務へと向い、隊士の1人は隠によって蝶屋敷へと運ばれた。

そしてその様子を見ている鬼がいた。

童:「へぇ、が鬼狩りにね。前は俺に食ってくれって懇願してたのに。しかも、もう少しで十二鬼月に入りそうだった鬼を倒すなんてね。」

その時だった。

ベンベンッ

童:「ん?あー!猗窩座殿!」

猗:「…」

童:「今日はどうして俺たちはここに集められたのかな?」

無:「おい童磨、貴様、彩色家の娘を知っているな?」

無惨があらわれた瞬間上弦の鬼たちは平伏した。

童:「はい!存じ上げております!」

無:「お前たちでその者を捕らえよ。周りには柱がついている。邪魔者は殺せ。」

無惨が上弦の鬼たちにの容姿を送り込んだ。

童:「無惨様、なぜ彼女を?」

童磨はいつものヘラヘラした口調ではなく、真面目な顔つきで言った。

無:「貴様に理由を言う必要が何故ある。お前がそんな表情をするとはな。情でもうつったか。」

童:「そんなことありませんよ!」

童磨はまたいつもの調子に戻った。が

無:「鬼である上、感情がない貴様に誰が振り向く。お前たちはを捕らえることに集中せよ。」

無惨がそう言うと

ベンベンッ
/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp