【ONE PIECE】私の居場所~アナタの隣に居たかった
第25章 女の気持ちと男の思い
──プツン
レインの中でかろうじて保っていた理性の糸が完全に切れた。
「…なら遠慮なく!」
レインはミスティの腰をグッと引き寄せ何度も何度も自身をぶち込んだ。その衝撃がミスティの身体を厭らしく揺らす。
──バチュバチュ、ズチュ
『いやぁぁ/////』
「はっ、くそっ…好きだ、ミスティ!好きだっ…」
『ん!私も…っ!』
「ミスティ!」
レインは夢中でミスティの名前を呼んだ。その度にミスティの中がレインを締め付け離さない。ミスティの大胆且つ嬉しすぎるお強請りに応えるようにレインはスパートをかけた。
「ミスティ…お前はっ、俺の女だ!」
ミスティは吐息と喘ぎ声を漏らしながらコクコクと頷いた。
『レインっ!もうっ…イクっ』
「愛してる…ミスティ」
今迄に感じたことの無いエクスタシーを感じながら達し意識を飛ばしたミスティ。同時にギュッと中が締まりレインは最奥に大量の欲望を注ぎ込みミスティの中で言いようのない満足感に包まれた。
────
濃厚な時間の余韻に浸りながら、レインは自分の腕の中で眠るミスティを抱き締めた。その際に掛けていたコンフォーターがズレそこから除くミスティの身体を見て驚いた。
綺麗な白い身体は赤みを帯びている面積が異様に多い。その正体は言うまでもなくレインが夢中で付けたキスマークだ。
「独占欲強過ぎだろ…俺。」
気持ちを伝えあった後のセックスだった事もあり興奮は最高潮で気持ち良さは言うまでも無い。とは言えヤリ過ぎたと反省した。加えて最初に嫉妬のままに自分よがりな抱き方をしてしまった。身体自体も無理させてしまったと思う。
「…やべぇ、興奮する。」
反省しているのに自分との行為の痕が残る目の前のミスティに元気になる男の事情にレインは、自分がこうも1人の女に夢中になる時が来るとはと驚きを隠せなかった。
まぁそれもこれも──
「お前だからだ。ミスティ。」
チュッとリップ音を立てキスをするとレインはミスティを抱き、いつぞやかのような邪魔者が現れないことを願いながら眠りについた。