第2章 人犬の世界へようこそ
ここはどこなんだろう
犬の顔の被り物被った人達ばかりで
こわいけど
私どうなるの?
「大王様のおなーりー!」
「そんなに警戒しなくてもよい。そなたに頼みがあり、ここに連れてきた。それは
男だらけのモノたちと子作りをして欲しいのだ。」
え?!急になにを言ってるの?
子作り?!
そんな恥ずかしい言葉平気で言えて汗
「固まったか。無理はない。なにせここにいるもの達は昔は結婚して子作りに励んでいたが。
病気で殆ど亡くなってしもうた。生きてたモノは引っ越して帰らないし。このままだと絶滅してしまうんじゃ!あぁ。おそろしい。そこでそなたに頼もうと部下に命令して無理矢理連れてきた。乱暴にしてすまない。」
「事情は分かりました。私人間ですよ?
とても生めないと思いますが。」
「いいや。可能だ。そなたはオメガの素質を持っておる。発情ばかりして男が欲しくなり妊娠しやすい体で生まれてきた奇跡のおなご。どうか頼む!
我らの国をーーー父国を助けてくれ!」
「大王様!土下座しないで下さい!あの・・・
まだ状況理解してないのでわからないですが。
あくまでも国の危機を救う為と子孫を増やすのならば。仕方ないですよね。」
「おお!引き受けてくれるか?!信じてたぞ。皆のモノ!宴の準備じゃ!ひゃっほう!!」
とんでもないのオッケーしちゃったよ
これからどうしよう・・・