第4章 設定おかしいでしょ
『る、類くん。こっちのセカイ(?)での類くんの設定みたいなのってどうなってるんだろう』
類「確かに…。ゆりなくんの親に話を聞いてみようか」
『わかった、じゃあ下に行こうか?』
類「そうしよう」
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『お母さ~ん、この人だれ』
類「おはようございます、お邪魔してます」
母「あんた、頭打ったの?幼なじみであんたのいっこ歳上の類くんよ?類くんおはよう」
は?幼なじみ?てか家にいることに疑問はないわけ?
何気にいっこ上なのはうれしいけど
『そ、そうだった~、ははは
それでさ、お母さん。なんで類くんうちにいるんだっけ?』
母「ほんと大丈夫?あんたが類くんと久しぶりにお泊まりしたいって言い出したのよ?類くん独り暮らしだったから“全然大丈夫ですよ”って返事してくれたのよ」
いや、大丈夫じゃないだろ、泊めたいとかわたし気持ち悪すぎんか
てか独り暮らし?!設定どうなってるんだよ
類くんの家どこなんだろ
母「それより急がなくていいの?ことねちゃんと遊ぶんじゃなかった?」
『あ、やば忘れてた…。類くん、急ごう。』
類「うん」